真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

生物兵器や核兵器を搭載している無人機は撃ち落とせない

私は、この記事、"領空侵犯の無人機、警告無視なら撃墜も:nikkansports.com"を読んで、身の振るうのを感じた。まずは、そこから引用。
「中国が開発中の無人機は高性能のカメラやレーダーを搭載している」。「無人機が核兵器生物兵器など大量破壊兵器を搭載している場合への対応は難しい」。
参考)中国国防省報道官が中国の無人機を日本が撃墜すれば「一種の戦争行為だ」と発言
これを読んで、まず、あのアメリカが安々と、自国内のさまざまな施設をテロに攻撃されてしまった、9.11事件をまざまざと思い出した。
1)世界貿易センタービル・ツインタワー、2)アメリカ国防総省本庁舎(ペンタゴン)が、ハイジャックされた航空機で攻撃されたあの事件である。
だが、無人機が実際の戦争場面で使われている今や、そんなハイジャックの必要もなく、無人機を敵国内に飛ばせられるのだ。しかも、何機でも。
私がそれで一番恐れるのは、原子力発電所へのテロである、攻撃である。もし、無人機が飛来すれば、撃墜すればいいではないと思われるだろう。
皆さんは思うかもしれない、レーダーで補足されるので、国内への領空侵犯は難しいのではないかと。
参考)「防衛省は、レーダーで捉えにくいステルス性能を持つ最新鋭戦闘機を探知するレーダーの研究開発に本格的に乗り出す。
 中国やロシアがステルス性能に優れた戦闘機の開発を進めていることを踏まえ、日本の防空態勢を強化する必要があると判断した。2014年度予算の概算要求に研究費37億円を盛り込んでおり、10年後の実用化を目指す」。引用from"テル速"
だが、記事内にあるように、無人機が生物兵器核兵器を搭載しているならば、そして敵機がわざと撃ち落されるならば、日本内で、核爆弾が爆発する可能性が極めて高い。
また、生物兵器が搭載されていれば、日本上空内に、殺人細菌がばらまかれることとなる。あるいは、大量のサリンが搭載されていれば、.....。
逆に、もし日本が核爆弾を搭載する無人機を撃ち落とさないならば、それが悠々と原子力発電所を攻撃することを許すこととなる。
注)これは、ダブルバインド(二重拘束)である。選択できる2つの内、どちらをとっても罰せられるという、避けようのない状況に追い込まれる。
撃ち落とせば、撃ち落としたで、自ら殺人細菌を浴びるか、放射能を浴びるか、サリンを浴びるかする結果を招く。
撃ち落とさなければ、撃ち落とさないで、原子力発電所首相官邸が攻撃される。首相官邸が完全破壊されれば、頭を撃ち抜かれた人間と同じで機能マヒになる。
原子力発電所を攻撃されれば、即時の大停電が発生すると同時に、福島の何倍何十倍、何百倍もの放射能が日本を覆うこととなる。
集団的自衛権を世界に宣言するということは、このような危険をあえて犯しますということも宣言したこことなる。
注)集団的自衛権 - Wikipedia「他の国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利である。その本質は、直接に攻撃を受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に対処するというところにある」
つまり、同盟国が攻撃されれば、日本も攻撃に加わるということであり、逆から言えば、日本も宣戦布告したことになり、他国からの攻撃を受けることを覚悟したことになる。
中国は、アメリカに攻撃を仕掛ける愚は侵さないかもしれないが、日本を一日で破壊することはするかもしれない。
多分、中国が、無人機を一度に十機ほどを日本に飛ばすならば、飛ばしてから、数時間以内に日本は破壊尽くされるだろう。
注)中国から日本への"旅客機"の飛行時間は、約2時間である。韓国・北朝鮮から日本への旅客機の飛行時間も同じ程の時間。無人機ならば、それよりもはるかに速い。ジェット戦闘機で韓国の米軍基地から、関西方面の米軍基地まで、大体20分で着くらしい。空母からならば、数分以内である。とすれば、数分内に状況を完全把握して、それを詳細に首相に伝え、即刻、つまり領空侵犯されるはるか前に、首相が決断する余裕が有るのだろうか。
首相官邸、中国に一番近く、海岸線に並んでいる福井県原子力村、通信網ではNTTの中枢部。
つまり、頭脳と、エネルギーと、情報とを破壊すれば、日本全体の完全麻痺が発症する。特に、日本は東京一極集中が激しい国である。ピンポイントの破壊で全体麻痺が起こる。
日本に、これらを防ぐだけの対策ができているのだろうか。 西洋のことわざに、「ガラスの家に住む者は他に石を投げるべきではない」(Those who live in the glass houses should not throw stones.)というのがある。
我々は、原子力発電所安全神話を信じこまされて、手痛い目にあった経験がある。政府にも、科学者にも、もはや信を置くことはできない。
我々は、このことに関して、誰の言葉を信じていいのだろうか。信頼が崩れるということは恐ろしいことだ。何を聞いても、もはや安心に包み込まれることはない。

引用from"原子力発電所 | 一般社団法人 日本原子力技術協会"
参考)「日本の原発はテロリストの格好のターゲットだ」 米、核の警備を不安視:朝日新聞デジタル