中国は、ロシアに、尖閣諸島と北方領土が互いの国の領土だと認め合うことを提案したが、ロシアは、拒否。
ロシアは、中国と組むよりも、日本と組むほうが、極東への南下が有利だと判断したのではないか。
ロシアは、極東の日本との共同開発ということを、つまり、北方領土の共同開発を持ちかけるのではないか。
参考1)コラム：ガス契約で急接近の中ロ、憂慮すべき5つの理由＝カレツキー氏 | コラム | Reuters:残念ながら、ロシアは、日本から中国に乗り換えたようだ。
参考2)ロシアは北方領土問題について話し合う準備ある＝プーチン大統領 | Reuters:他方で、日本には握手を求めてくる。ロシアは二兎を追うつもりなのだろう。どちらか一兎を得ればいいつもりなのだろう。巧者である。
そして、一部を日本に返還するという約束をするのではないか。
ロシアは、ヨーロッパの方へ南下する方向がうまく行っていないので、長年の悲願である極東での南下を目指しているように思える。
互いの念願が叶うという点で、一致しやすい政治的問題である。
参考1)プーチン大統領、訪日へ 露外相「適切な時期に」 - MSN産経ニュース(14/01/21)
参考2)中国、ロシアに“北方領土と尖閣を互いに認める”提案か 安倍首相の次の一手は？ | NewSphere(ニュースフィア)(2014/02/07)
参考3)安倍首相が五輪開会式出席へ、プーチン大統領とも会談 | Reuters(2014/02/07)
参考3)安倍政権とプーチン政権との間で北方領土問題が「解決」したとしても、何の意味もないということになる。なぜなら返還された領土に残ったロシア系住民が「日本のやり方に不満がある」などとロシア政府に訴えた場合、ロシアは住民保護を名目に軍を介入させてくるfrom"特集ワイド:ウクライナ情勢と安倍外交、佐藤優氏に聞く 露がクリミア編入なら、北方領土「解決」空文に - 毎日新聞"
