真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

ネットが主役になりつつある

テレビ世界では、ネット世界の投稿内容を取り上げることが多くなって来た。ネットへの投稿動画を中心に構成する番組もある。
教育世界でも、特に、塾などでは、タブレットを使っての、自学自習を主体とする塾も出て来ている。これからは、デジタル教材の良否が鍵となろう。
注)教育でも、検定教科書などと言ってては、時代に取り残されること請け合い。未知の知識を産み出す志が不可欠。
商業世界でも、アマゾン、楽天、ヤフーなどが、激しい競争を展開している。
注)いずれ実店舗は、販売と倉庫を兼ねる、ネット販売の物流拠点という地位に甘んじるだろう。
政治世界でも、ネットが主人公(主役)になりつつあるのかなあ、と感じさせられる出来事が生まれつつある。
例えば、私のブログ内を、「日本死ね」(SNS投稿の題名の一部)で検索すると、「自民党への逆風 - 真 夢人 日記」と、「「保育園落ちた 日本死ね」をじっくりと考えた - 真 夢人 日記」と、二つ釣り上がった。
この出来事を見ていて、政治世界でも、リアル世界だけで活動している政治家と、リアルとネットを行き来する政治家との違いが生まれつつあるのかなあと感じた。
ネットを利用すると、即座に、直接に、大量の反応が返って来る。署名が数日で、数万筆(人分)集まる。
話題が取り上げられると、翌日くらいには、国会前に、プラカードを持って、抗議する人々が現れる。
先程挙げた、私のブログ記事、「自民党への逆風」から引用する。
1)「日本の民主主義に潮目の変化があったように感じられる、動きがあった。これまでそうだったような、消極的、受け取るだけの、投票日だけの、間接民主主義から、積極的、勝ち取る、随時表明する、直接民主主義へと、潮目が変わったのではないだろうか」
2)「今までは、政党色の強い運動が多かったが、政党色のない、普段着的意思表示が加わりつつある。その潮目が、SEALDsの出現や若い女性、既婚女性による意思表示である」
1)直接民主主義を行使しやすくしているのが、ネット(SNSなど)だと思う。2)普段着的意思表示も、ネットを介して連携できることが大きいのだろう。
このような、直接民主主義や普段着的意思表示を、政党が取り上げ、取り入れて、政治活動をして行くことが、必要不可欠な姿勢となるだろう。
ネットと政治ということで、思い出す言葉がある。私は、「若者革命」という言葉を、このブログ内で使って来た。その言葉で、自分のブログ内を検索すると、自分でも驚いたが、11記事が釣り上がって来た。
初めてその言葉を使った記事は、「政権交代ではなく若者革命を期待する - 真 夢人 日記(2008/09/05)」、だった。そこから引用。
「実を言うと、ごく最近(昨日ぐらい)まで、それ(自民党から民主党への政権交代)を強く望んでいたが、「いや待てよ」と、いう気持ちが突然入道雲のように私の心の中に見る間に膨らんできた。
何を待つのかと言えば、本当は、「自民党から民主党への政権交代」ではダメなんだ、それでは意味をなさないんだ、さほど政権交代したことにはならないんだと思えてきた。自民党民主党との間だには余り違いは見えない。
突如湧き起こった気持ちとは、本当に起こるべきは、「自民党から民主党への政権交代」ではなく、「老人から若者への政権交代」である。すべきはこれなんだ。世代維新なんだ。この考えを得て、私の気持ちはすっきりした」
本当に実現させるべきは、この「若者革命」「世代維新」なのだ。それを実現させる最大最高最新の武器がネットである。その武器を自在に操れるネットネイティブが、どんどん増えつつある。
アメリカ大統領選も、既得権益層対非既得権益層の戦いだとも見える。中心層対周辺層とも言い換えられよう。そして、それと交差し、重なるように、中高年層対若者層の戦いでもある。