真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

アプリそのもののプラットフォーム化が進む

アプリがプラットフォーム化し始めている。プラットフォームとは、基盤のことである。例えば、デスクトップパソコンの基盤ソフトは、圧倒的に、Windowsであった、否、デスクトップパソコンにおいては今でもそうである。
スマホでは、基盤ソフトは、今や、Androidが優位に立っている。その基盤ソフト(基盤ソフトを百貨店とみなせば)の上で、アプリが、個人商店のような機能を提供している。
だがしかし、Facebookアプリは、プラットフォーム(基盤ソフト)上のプラットフォームの様相を呈している。一つの巨大な王国を築き上げている。
ヤフージャパンのサイトも、プラットフォーム化している。楽天も同様だろう。楽天市場を大黒柱として、楽天経済圏を形成している。
私は、そのような、プラットフォームや経済圏に入り浸るのは好きではないので、あまり利用しないが。
がしかし、着々とプラットフォーム化を進めている、Lineには入り浸りである。それは、そこに家族グループを作って、ほぼ毎日おしゃべりや写真を載せているからである。
私には、そのLineが、Facebook化を目指しているのではないかと、最近思っている。Lineは、メッセンジャーアプリとしてスタートした。そこが、Facebookと似ている。だから、Facebookの後追いをしても不思議はない。
Lineは、今回、通信分野に進出した。私の単なる想像なのだが、格安simを出して、本格的に小学生や中学生を取り込もうとしているのではないか。
そう考えるのは、Lineが提供する格安simでは、Line利用分は無料、つまり、その使用量はカウントしない仕組みになっているからだ。
親にお金を出してもらう年代(小学生や中学生)が、使いやすくすることが、大きな目的ではないかと思える。
そこで、気になるのが、Googleである。Googleは、目的・目標が、世界中の情報を検索の網の中にほうり込むことである。
でも、FacebookやLine内でやり取りされる情報は、検索の網に引っ掛からないのではないか。
そのような、半閉鎖社会でやり取りされる情報が、これからもどんどん増えて行くような気もするのであるが、果して、Googleは、どのようにして、それを突破して行くのだろうか。
参考)LINEモバイルの衝撃 「メッセンジャー」が主役に? (徳力基彦) :日本経済新聞