真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

自衛隊とはなっだったのだろうか

[自分たち自衛隊を自衛するための軍隊?]
◎マグロはえ縄漁船清徳丸と衝突した、海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」事件で感じたのは、自衛隊とは国民を守る軍隊ではなかったのか、自分たち自衛隊を自衛するための軍隊だったのか。
[イージス艦最初に沈めたのは日本国民]
日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、「闘う”税金の塊”イージス艦最初に沈めたのは日本国民だった」という見出しを掲げている。
[自衛隊員もっとも愛国心強き者たち?]
自衛隊員こそもっとも愛国心強き者たちではなかったのか。私はそう期待していたし、そう信じていた。
[愛国心なき一連の行動を全く批判しない]
◎また、日頃愛国心という方々は、今回の愛国心なき一連の行動を全く批判しないように思うが、如何なんだろうか。その方々のいう愛国心とはそういうものだったのだろうか。
参考資料→(私のブログ)「伝統や文化と新しい芽」
参考資料→(私のブログ)「愛国心を教えるべきか」
参考資料→(私のブログ)「誇りと愛国心」
参考資料→(私のブログ)「教育基本法と愛国心」
参考資料→(私のブログ)「内心と表現と愛国心と」
[自衛隊のたるみは相当]
「イージス艦、漁船団を避けず直進 僚船GPSで裏付け」(from朝日新聞)を読むと、自衛隊のたるみは相当なものである。
[ゴルフ接待を受けた収賄罪]
◎日本国民を呆れさせた、防衛事務次官を四年間も務めた守屋武昌は、山田洋行から497万円相当のゴルフ接待を受けた収賄罪に問われている。
◎「隠ぺいともとれる不誠実な対応」(from 日刊スポーツ)


千葉県・野島崎沖で起きた海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、あたごの見張り員が衝突12分前に漁船の存在に目視で気付きな がら、回避措置を取らず自動操蛇を続けていたことが20日、分かった。手動に切り替えたのは事故の約1分前。防衛省は19日、清徳丸に気付いたのは約2分前と、異なる説明をしていた。隠ぺいともとれる不誠実な対応に、石破茂防衛相(51)の責任を問う声が強まっている。
◎「取材に応じないよう求めた」(from中日新聞)

海上自衛隊は二十日、千葉県館山市沖約五キロの海上で、イージス艦「あたご」の衝突で行方不明になっている漁船「清徳丸」の吉清治夫さん、哲大さん親子の親族らに清徳丸の船体をクレーンで台船に積み込む作業を公開した。その際、海自横須賀地方総監部の山崎郁夫幕僚長(55)は、親族に対し「報道陣には何も話さずに通り過ぎてください」と話し、取材に応じないよう求めた。

[見張りが不十分]
◎「あたご」の見張りが不十分だったため、清徳丸の接近に気付くのが遅れ、衝突の回避措置が間に合わなかった可能性が高まってきた。
◎「なんたる情報収集能力のなさ」(from中日新聞)

午前3時55分と午前4時6分に清徳丸を発見した監視員は同一人物だったといい、一度発見して見失ったのか、河野部長は「分からない」とした。水上レー ダーに清徳丸が映っていたか否かも不明のまま。監視員が清徳丸を発見後、当直士官や水上レーダー員と連絡を取り合ったのかも「不明」とした。

◎「性能を露呈させた愚かさ」(from中央日報)

数百の目標物を同時に感知する最先端レーダ波システムを取り揃えたイージス艦が、長さ15メートルほどの小さな漁船は見つけることができないという珍事が起こったのだ。
[イージス艦が自国民を殺す矛(槍)になった]
◎国民の生命財産を守る盾になるべきイージス艦が、自国民を殺す矛(槍)になった。高性能のレーダーなど優れた探知能力を誇ると、政府が配備を進めているミサイル防衛システムの中核を担う船がこの有様では、自衛があまりにも心許ない。
[危機管理上の欠陥]
◎連絡遅れも、危機管理上の欠陥という重大な問題になっている。石破茂防衛相に第一報が入ったのは発生から一時間半もたってからだ。福田康夫首相への連絡はさらにその三十分後、つまり二時間後。首相が自衛隊からどれほど見くびられているかが如実に分かる。
[惨めな態勢の国だよとのデモ]
◎機密保持を大切にすべき防衛省が、諸外国に日本の守りがこんなに惨めな態勢の国なんですよとのデモンストレーションをしているようなものである。日本が見くびられるのは致し方ないだろう。