真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

Web2.0とは何か

◎今日は内容が盛りだくさんで列挙的に述べる。他者の引き写しの域を出ず、まったくまとまっていない。とても分かりづらいと思うが、ご容赦下さい。m<_ _>m。
[トップダウン]
◎インターネット世界でのトップダウンとは、互いに独立分散した、完結したサービスの提供者(トップ)と利用者(ボトム)の間が、独立・境界線・一方通行・管理という関係にある。
[ボトムアップ]
ボトムアップとは、自由・相互・交換・共有・発展・連動・コンポーネント化・利用者間のネットワーク・組み合わせ・加工・集合知・ネットのプラットフォーム(基盤)化、というキーワードで表現できる。
[Web1.0]
Web1.0では、サービスや情報の提供者と利用者との関係は、国(政府)対国民。国(トップ)が、国民(ボトム)にサービスや情報を提供するという図式である。これはトップダウンに該当する。Web1.0トップダウン
[Web2.0]
Web2.0では、このような政府と国民との間に、はっきりした境界線を引かず、政府から国民へと一方通行にならず、行政が管理するという制度を敷かない。これはボトムアップである。Web2.0ボトムアップ
[総合的キーワード]
Web2.0をさらに、ひとくくりのキーワードにすれば、"すべてを利用者の手に"、である。政治的表現をすれば、"もっともっと民主主義を"である。すべての利用者(ボトム)が同時に提供者(トップ)である、提供者と利用者とが自由・相互・交換・共有・連動である。
[パソコン世界と現実世界の同時並行]
◎このように表現すると、パソコン・コンピュータ・インターネットの世界で起きていることと、現実の日本の社会で起きていることが、同時並行していることが分かる。だから、ここでのネット世界の話を現実社会全体のこととして読み取ってほしい。
[時代はトップダウンからボトムアップへ]
◎これらを眺めると、小泉元首相が実行しようとした構造改革、民営化が、彼個人の思想ではなく、時代精神だということが見て取れる。時代はトップダウン(国から国民へ)からボトムアップ(国民の相互連携)へと転換しつつある。<<<[Web1.0の特徴]>>>
[境界線のある分散・独立性]
◎情報・サービスは個々の"独立"のコンピュータに独立して提供保存される。提供者側と利用者側との間に明確な"境界線"があり、提供内容(コンテンツ)は著作権により"管理"される。商売も、"2:8の法則"(2割の商品が売上の8割を稼ぐ)が成り立つ。
[一方通行で完結した階層型で整理配置]
◎提供者が利用者に"一方通行的"に情報を"階層型"に整理して配置提供する。利用者は、提供された"完結"した製作物を、単に"利用"するだけである。<<<[Web2.0の特徴]>>>
[相互・交換・共有・組み合わせ・加工]
◎"Winny"や"WinMX"などのファイル共有ソフト、ネット上サービスのように、ネットワークを通じてファイル・サービス・プログラムを、"相互"に"交換"・"共有"・"組み合わせ"て利用する。ネットが一大プラットフォーム(コンピュータの基本OSのような基盤)として振舞う。その上で情報や機能が製作者の手を離れて組み合わされ加工される。
[連動共鳴進化するネットワーク]
◎ネット全体が情報交換基盤として連動・共鳴・進化する。サーバや提供内容同士がサイトの垣根を越えて連携連動され、ネットが社会的ネットワークとして動作する。
[根本的信頼と参加・関与して発展]
◎"Wikipedia"や"オープンソース"のように、利用者側を根本的に信頼して、人間の知そのものを"共有"するとともに、それを相互に"発展"させる。ブログ、mixiなどのソーシャルネットワーキングのように、開発や提供内容の制作などに利用者が積極的に"関わる"。
[ロングテイル]
広告業界は今まで大手企業だけを相手にしたが、"Google Adsense"は個人のレベルまでを取り込む。つまり、ニッチ(隙間)な商品や顧客層に向けても仕事・商売する。
[貢献者としてのユーザー]
AmazonのレビューやGooglePageRankのように、利用者によるレビュー(感想)や評価が蓄積されて行くことで提供内容に"貢献"する。
[ユーザーによる情報の自由な整理配置]
◎"ソーシャルブックマーク"の"はてなブックマーク"は、利用者の手によって元々の枠組みに捉われず、情報を"自由配置"する。参加者がURLに短い語句のタグ(特徴・分野)を自由に付け、それを合成して利用者全体へ向けた分類を構成する。つまり、古典的な階層型分類から、利用者による自由タグ付け分類へと移行する。
[集合知]
◎多数の利用者が参加して出し合う情報の蓄積が、全体として巨大な"集合知"を形成する。ブログは多くの執筆者が議論を重ねてゆくことで、全体として広がりと深みのある情報の集積となっていく。
[参照や呼び出しして組み合わせや作成]
◎サイトの持つ情報や機能を外部のサイトやソフトウェアなどから"参照"・"呼び出し"する。利用者や他の事業者がソフトウェアやサービスを"組み合わせ"て新たな提供内容やツールを"作成"する。サイト、サービス、提供内容がコンポーネント(部品)化され、ネット基盤の上で複合的に利用される。

この資料は借り物です。