真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

パソコンテレビかテレビパソコンか、そんなの関係ねぇ

[家電とネットの融合]
◎いよいよ家電とネットの融合が本格化したか、と思わせるようなニュースがあった。それは、松下電器産業(パナソニック)が、グーグルと組み、ネット対応テレビを商品化するという報道であった。
[テレビ番組が詰まらない]
◎というか、視聴者の側からいえば、テレビ番組があまりにも詰まらないものが多すぎて、見る意欲が湧かない。テレビ家電が、単にテレビ番組だけを映すのではもはや持たなくなっているのだろう。
[過去の栄光の復活があるか]
◎つまり、テレビ家電に何か新しい機能を付加していかなければ、テレビは売れなくなってしまう可能性だって考えられる。テレビが茶の間の中心に陣取った、過去の栄光の復活があるのだろうか。
[テレビから直接YouTubeにアクセス]
◎そこで目を付けたのがネットである。ネットには日々大量に無料の動画が配信されている。松下は、その内で、グーグルが持つ膨大な映像コンテンツ(ユーチューブ)を、テレビから直接「YouTube」にネットアクセスして視聴できるようにする。
[ピカサ対応無線デジタルカメラ]
◎松下は、また、グーグルのピカサに対応した無線デジタルカメラを発売する。それを使えば、撮影した写真を、パソコンを介さずに、無線のホットスポットから直接、Googleのオンライン写真共有サービス「Picasa」に投稿できる。
[テレビが静止画、動画の映像機]
◎そうなれば、テレビ画面を見ながら、自分たちの撮った写真をネットにアップロードして、家族いっしょに楽しむことができる。 テレビが静止画、動画の映像機に早変わりである。テレビ番組の後釜にうってつけである。
[テレビは、インターネットへ接続]
◎このように、テレビは、インターネットへ接続することで、テレビ放送番組と同時に、ネットをも楽しめるようになり始めている。テレビ家電はテレビ放送を見限る日が来るのだろうか。
[融合家電の進化]
◎大画面テレビで、簡単にネットを楽しめるようにすることで、放送(テレビ番組)と通信(ネットコンテンツ)の融合をめざす家電の進化が、一気に本格化しそうである。例えば、映画を(TSUTAYAから)ネット経由で借りて、テレビで映す。
[一気にテレビ視野が拡大]
◎つまり、テレビは、単に放送局番組を受信して映し出す画面から、家族が創り出した写真や動画や、ネット市民によって作られた写真や動画、過去の遺産の映像などまでと、一気に視野が拡大したといえる。
[パソコンでテレビ視聴]
◎そうなれば、パソコンの方だって、浸食されるに任せるわけにはいかない。先ずは、地デジのテレビ機能を取り込んで、パソコンでテレビ視聴を可能にし始めている。
[大型画面を居間で楽しむ]
◎あるいは、家電と同じように、画面を大型化して、居間で楽しむ方向へと振り向けている。となると、放送に強いテレビと、ネットに強いパソコンとの綱引きである。どちらの方に引き寄せられてしまうのだろうか。
[テレビとパソコンの区別は不必要]
◎とはいえ、そうなれば、もはや、テレビとパソコンを区別する必要があるのだろうかという疑問が湧いて来るが。
[メーカーの違いだけ]
◎ただ、テレビ主流の家電メーカーと、パソコン主流のパソコンメーカーという違いだけにしか過ぎなくなる。といえども、パソコンにはキーボードがあって文字発信がしやすいが。
[言葉の上でしか区別がない]
◎自分一人で独占したい、私は、やはり、パソコンで何もかもが出来る方向へと進む方がうれしいのだが。若い夫婦は、居間で、一緒に、楽しむ方を選びそうだなとも思える。といえども、10年後くらいには、言葉の上でしか区別が残っていなかったりするかも。