真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

世界は振り出しに戻った???

[資源が世界を動かす]
◎いま、資源が世界を動かす中心に入って来た。世界の中心で資源が叫ぶ、「俺の時代が来たーーー!!!!」。
[世界が求めている状況]
◎最先端技術や花形産業の影が薄くなってしまっている。ある意味、科学や技術の進歩が足踏みしているのだろう、世界が求めている状況(温暖化対策の急務)に対して。
[資源の代表格は石油]
◎資源の代表格は、なんといっても石油。今、世界はこの石油に振り回されている。というよりも、世界は今石油を軸に回転している。石油の値段の上がり下がりに一喜一憂する。
[一時石油の値段が下がった]
◎日本では、ほんの一時石油の値段が下がった。といっても、石油自体の値段が下がったわけではなく、そこにかけられる税金が減っただけなのだが。
[石油はどんどん上がり続ける]
民主党が期待したほどの騒ぎにはならなかった。メディアが踊っただけである。自民党の完全勝利。その後石油はどんどん上がり続けている。まだまだ上がる可能性は極めて高い。自民党さん、勘違いしないように、上がっているのは石油価格で、支持率ではないのですよ。
[リサイクル資源]
◎資源といえば、環境問題からも、資源不足、資源枯渇という観点からも、リサイクル資源にも注目が集まっている。
[バランスを考えないとしっぺ返し]
◎食べ物も、衛生・安全・安心を強調する余り、無駄な捨て方がまかり通っている。「もったいない」と「衛生・安全」とのバランスを考えないと、いずれしっぺ返しが来るだろう。
参考資料→(私のブログ)「船場吉兆の使い回しともったいない精神と」
[再資源化する機運]
◎「紙」や「金属」や「プラスチック」や「電化製品」を、資源としてリサイクルする・再資源化する機運もかなり浸透してきた。
[食品・食材のリサイクル]
◎がしかし、これからは食品・食材のリサイクルも高める必要がある。食料品、食材の高騰も、家計を直撃している。これもこれから先まだまだどんどん値上がりしてゆくだろう。
[危機が新しい展開へと進むキッカケ]
◎しかし、この危機が新しい展開へと進むキッカケになるだろう。そういう意味で、石油や食品の高騰は、環境にとっては幸いであろう。値上げは環境には吉と出る。
[産業もリサイクルする]
◎これらを踏まえると、産業もリサイクルするのだなと感じた。「リサイクル」とは、円を描くように、元へと戻ることである。つまり、産業も元へと戻りつつあるようだ、一巡して。
[産業の分類]
◎そのあたりを少し説明する。「コーリン・クラーク」が、産業を、「第一次産業」、「第二次産業」、「第三次産業」と3分類した。
[産業が推移]
◎そして、経済が発展するにつれて、第一次産業第二次産業第三次産業へと産業が推移していく、と提示した。
[第一次産業第二次産業]
◎ちなみに、第一次産業は、農業、林業水産業など、原料の狩猟採集を行う。第二次産業は、製造業、建設業など、第一次産業から生み出された原料から工業生産する加工業。や電気ガス水道業(ライフライン産業)。
[第三次産業]
第三次産業は、物質から離れた、非物質的な生産業である情報通信業。あるいは、仲介・媒介する金融業、運輸業、小売業、サービス業、配分業。(参考from Wikipedia)
[第一次産業が花形産業]
◎私が言う、「産業のリサイクル」とは、第一次産業第二次産業第三次産業といって、今、また、 第一次産業が花形産業として、返り咲きだした、振り出しに戻ったという意味である。
[第二次産業第三次産業を取り込んだ返り咲き]
◎でも、これは、単に振り出しに戻ったというだけではなく、第二次産業第三次産業を取り込んだ上での返り咲きである。らせん階段的上昇した振り出し、返り咲き。
[リサイクル資源]
◎特に、消費済み製品から排出されるリサイクル資源(第一次産業)は、第二次産業第三次産業(研究機関などの科学技術知識を含む)を通過した結果生まれ出る。
[第四次産業]
◎だから、第二次産業第三次産業より更に上に立つ「第四次産業」だともいえる。積み木のように、第二次産業の上の第三次産業の上に立つ「第四次産業」。つまり、第四次産業は環境問題解決提示産業である。
参考資料→(私のブログ)「情報産業時代の教育はどうあるべきか」
[栽培水産業(第二次産業)へ]
水産業でも、単に自然の中に分け入って、それを漁獲する(第一次産業)だけではなく、栽培水産業(第二次産業)へと大きく変貌すべき時期である。あるいは、第一次的漁獲水産業から「第四次産業」的栽培水産業と呼ぶべきかもしれない。
参考資料→(私のブログ)「しょこたん不適切発言と漁業の株式会社化」
[農業の株式会社化]
◎日本の農業も完全に行き詰まって、衰退産業になってしまっている。食料の高騰している今、日本の農業を再生する絶好の機会である。政治家たちは、票を収穫するために、金の種を蒔くのではなく、日本の未来のために、新しい政策を蒔くべきである。
参考資料→(私のブログ)「農業の株式会社化」
[資源産出技術輸出国]
◎日本が生きて行く道はこれだと思う。つまり、資源産出技術輸出国として。もちろん、リサイクル資源のことであるが。世界中の未利用リサイクル資源を発掘して、新しい資源として返り咲かせる。