真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

人類の誕生と進化

このブログで、前回(「2016-03-18」)、人類の誕生と進化という言葉を使ったので、今日は、その人類の誕生と進化について極々簡単に述べたい。
まずは、この人類の誕生と進化をもたらした原因から。それは、恐竜の絶滅をもたらした、隕石の地球への落下。この隕石落下は、地球に十年もの夜の世界をもたらした。
参考)「32億年前、地球に落ちて来た超巨大隕石がやったこと | WIRED.jp
その結果、昼の世界の、主に、大型の生物の消滅、絶滅をもたらした。その結果、人類の祖先達が、昼の世界へと進出して行った。
参考)「恐竜が絶滅した理由 | 恐竜のしっぽ
参考として、「https://kokai.jp/2013/02/08/%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E%EF%BC%88%E4%BA%BA%E9%A1%9E%EF%BC%89%E3%81%AE%E7%A5%96%E5%85%88%E3%81%AF%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E9%A3%9F%E8%99%AB%E5%8B%95%E7%89%A9/」、掲げる。
そこから引用。「げっ歯類や霊長類は鳥類を除く恐竜たちと共存していたわけではなく、恐竜が絶滅してから間もなく、せわしなく動き回って虫を食べていた小さな動物から枝分かれした」
虫を食べていた、人類の祖先は、木々になる、虫より栄養価の高い果物を食料にすることにした。
その為に、夜の白黒の世界では、不要であった、色彩能力を獲得していった。というのは、果物の色を識別する必要があったからである。果物の種類と熟成か未熟かの識別が必須だったからである。
また、木々を歩き回るよりも、飛び移る方が、移動距離も長くできる。というのは、果物は、何時でもなっているわけではないからである。
飛び移る為には、蹴る力、能力を後ろ脚に、枝をつかむ力、能力を前脚にという、脚の機能分化をもたらした。
また、木々を飛び移る為には、敵の発見に有利な左右についていた目を、距離測定に有利な前方に移動させることが必須であった。
食べ物が、虫から果物へと、栄養価の高いものへと変わったが、草原には、果物よりももっと栄養価の高い食べ物が存在する。それが、動物である。肉は、果物よりも栄養価が高い。
かくして、森の住人であった人類が、草原に進出していった。草原では、プレーリードッグのように、立ち上がることが、見晴らすのには有利である。
人類は、脚の分化によって、後ろ脚だけで歩くことが可能となった。直立することができるようになった。
直立は、頭(脳)の重さを支えるのに都合がよい。四足歩行では、頭が前に突き出ているので、大きくなれば支えにくい。そのバランスをとる為に、大きなしっぽを必要とする。
直立歩行によって可能になった、脳の大型化は、知能の発達をもたらした。足の分化によって、移動手段ではなくなった前脚は、道具を作り利用する手として発達できるようになった。
二足歩行ができるのは、鳥類と人類だけである。両類に共通するのは、さえずる、唄えることである。二足歩行は、言語発声に適している。この言語発声は、複雑な協同作業を遂行するのに、便利である。
参考)「http://www.tcct.zaq.ne.jp/nitta/kenko/009homosapiens.html
このように、環境の変化が、進化を促していった。人類の祖先は、次から次へと、身に起こる、環境変化を乗り越えることによって、現在の人類へと進化を遂げていった。
ところで、私に大きな疑問なのは、どうして、人類のように環境変化に乗って進化するものと、環境変化にも関わらず、変化しないものがいるか、ということである。
これは、現状維持派と改革派とに分けられるかもしれない。環境変化に対して、現状維持派は、自分に適した環境へと退く。それに対して、改革派は、自らを、変化した環境に適合する方向へと変革して行く。
人類の進化 大図鑑 【コンパクト版】
NHKスペシャル 人類誕生
ドラえもん科学ワールド 人類進化の不思議 (ビッグ・コロタン)
絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)
人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」 (講談社現代新書)
人類の進化大研究 700万年の歴史がわかる (楽しい調べ学習シリーズ)