真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

既存のECサイトとshopifyは何が違うのか

今日は、ECサイトを取り上げたい。
ECサイトとは、自社や他社の商品やサービスを、インターネット上に置いた、独自運営のウェブサイト内で、物を販売するサイト、である。ECサイトは、大きく分けて、モール型サイトと自社ECサイト、とがある。

近年、急速に勢いを増しているのが、C to CタイプのECサイト、である。C to Cとは、Consumers to Consumersの略で、つまり、個人間の取引のこと。
それは、フリマとも呼ばれている。メルカリが、代表的なサイト(アプリ)で、専門的な知識がなくても、誰でも気軽に商品を売買できるサイト(アプリ)、である。これも、モール型サイトである。

ここからは、B to C、について述べたい。それは、Business to Consumersの略称で、経営という言葉が必要なレベルの商いをする、企業と一般消費者の間での商取引、である。

自社ECサイトは、主に自社の商品やサービスを売るので、販売元が明確で認知、信頼されやすい。ある程度、自由にサービスや商品を提供できる。であるゆえに、ウェブサイト構築、維持のための設備投資がかかる。高度な専門知識や高度な設備も必須である。実店舗で言えば、大型個人商店型。

それに対して、モール型サイトは、Amazon楽天のように多数の企業、商店が加入しているショッピングサイト。多種多様なショップが同じ屋根(アーケード)の下で営業をしている仮想商店街。実店舗で言えば、百貨店(デパート)型や商店街。始めるのが簡単で、初期投資も少なくて済む。少人数での販売に向く。

所が、最近、急成長しているECサイトとして、shopifyがある。急成長している理由は何なのか。既存のモール型サイトとは何が違うのか。
これは、アマゾンや楽天が、かなり独裁的に個々の商店を支配しているという不満が背景としてある。
モール型サイトを通した場合、購入者情報が得られない。商品の購入情報が入って来ない。つまり、購入者情報というフィードバックがない。レビューや評価という情報に頼らざるを得ない。
他方、Shopifyで構築した自社ECサイトであれば、顧客との関係を築くD2Cが行える。
注)D2C=direct to consumer。顧客と直接情報のやり取りができる。
ということで、shopifyは、ある程度モール型サイト(様々な機能が提供されている)ではあるが、個々の商店の自由度を広げて、各商店の個性化を認めている。だが、逆から見れば、参加商店側に、その分専門的知識も必要となって来る。となれば、参加商店は、かなり社員を抱えている規模の商店、企業となろう。
となれば、大企業、中企業、小企業に分ければ、中企業に向いているのが、shopifyなのかも。
参考)「【日本初】フリーランス向けShopify教育プログラムが始動。個人事業主・中小企業のEC化とブランド価値向上を加速」

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