真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

すばらしかった白鵬と朝青龍との大勝負

[すばらしかった 千秋楽の相星決戦]
◎久々に興奮を覚えた。白鵬(22歳)と朝青龍(27歳)との、千秋楽の、相星決戦。すばらしかった。よかった。
[白鵬にスポットライトが]
◎特に、朝青龍の陰に完全に隠れて、陽が当たらなかった、 白鵬にスポットライトが燦然と輝いた。
[白鵬の精神的な余裕]
◎この大勝負を見ていて感じたこと。白鵬の精神的な余裕、ゆったりとした動作。完全に朝青龍を超えていた。
[クロスした瞬間]
◎この決戦は、クロスした瞬間ではなかったのか。上り坂を行く白鵬と、ゆっくりとした下り坂を降りる朝青龍との。
[心の目は正直]
◎そういう目で見るからだろうか、白鵬が何と大きく見え、朝青龍が小さく見えたことか。単に気のせいだとは思うが、心を映し出す、心の目は、正直なものである。
[意地の対決]
白鵬にしてみれば、これは意地の対決であっただろう。もし負けていれば、「鬼の居ぬ間の洗濯」と、揶揄されかねない。「やっぱりな」と、ため息をつかれかねない。
[白鵬の実力]
白鵬が負ければ、「朝青龍がいなかったから、優勝できたのだ」と、評価されかねない。白鵬の実力が過小評価されかねなかった。
[相撲は更に面白くなる]
◎そのような諸々の意味を含めて、白鵬はこの一番には勝たねばならなかった。そして、見事、上手投げで勝ち取った。期待通り。これで相撲は更に面白くなる。
[流れは一気に変わった]
◎これで流れは、一気に変わった。私には、これとオーバーラップするものがある。内藤大助が、WBC世界フライ級14位の亀田大毅に3-0の大差の判定で圧勝したことによって、亀田一家の人気が一気に陰ったのと。
[不愉快さをまき散らしながら]
朝青龍と同様に、亀田一家も、実力はありながらも、他人に不愉快さをまき散らしながら、それが返って、人気に拍車をかけた。それ故に、彼らはいい気になった面もある。
[2008大阪国際女子マラソン]
◎話は変わるが、同日(2008/1/27)に、2008大阪国際女子マラソンが行われた。私の妻も見物に出かけたが、寒さに震えて、近くのNHKに逃げ込んだそうである。そんな寒さの中でマラソンが行われた。
[福士に注目]
◎走者の一人として、福士が注目されていた。前半から飛ばして、ダントツの一位をキープした。みんなこのまま突っ走るものだと期待した。
[よたよたのコール]
◎しかし、30キロを過ぎた頃に、突然走りがおかしくなった。ゴールはしたものの、途中で何度か転倒した。ふらふら、よたよたのゴールであった。劇場的にはすばらしいシーンではあったが。
[体の造りがかなり違う]
◎トラックの女王と呼ばれた福士が、こうなった原因は何なのだろうか。定かではないが、素人的に推測すれば、トラックと、マラソンでは、体の造りがかなり違うのだろう。
[無謀過ぎる]
◎それなのに、福士がマラソンに挑戦するまでの準備期間がたった一ヶ月だという。しかも、マラソンを完走するほどの練習はしていないという。無謀過ぎる。
[マラソンをなめていた]
◎そういうことであれば、余りにもマラソンをなめていたといわれても仕方がないだろう。
心技体といわれる相撲だが、どのスポーツでもそうだろう。それを考慮していない。
[数ヶ月のブランク]
朝青龍の場合も、白鵬との決戦前に、数ヶ月のブランクがあった。もしも、それがなければ、白鵬朝青龍との勝負はどう転んでいたか。このブランクが更に後々大きな差となって現れるかもしれない。
[心技体作りは短期決戦は通用しない]
◎ある意味、その数ヶ月の違いが、この結果を生んだのかもしれない。同様に、短期間で作り上げようとした、福士の結果がこのように終わったのも当然かもしれない。心技体作りは短期決戦は通用しないのだろう。