真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

政権交代ではなく若者革命を期待する

[福田首相の辞任表明]
福田首相の突然の辞任表明(2008/9/1)によって、政界は一点にわかにかき曇り、あちらからもこちらからももくもくと雲が湧き上がってきた。永田町界隈はにぎわいを見せている。
[衆議院総選挙も間近]
◎もはやこの流れは止めようがないだろう。結果、衆議院総選挙という雷雨もいよいよ間近に迫りつつある。それによって、自民党から民主党への政権交代という、日本の大きな転換期が足音を立ててひた走り来る。
[政権交代は待てよ]
◎実を言うと、ごく最近(昨日ぐらい)まで、それ(自民党から民主党への政権交代)を強く望んでいたが、「いや待てよ」と、いう気持ちが突然入道雲のように私の心の中に見る間に膨らんできた。
[政権交代ではダメ]
◎何を待つのかと言えば、本当は、「自民党から民主党への政権交代」ではダメなんだ、それでは意味をなさないんだ、さほど政権交代したことにはならないんだと思えてきた。自民党民主党との間だには余り違いは見えない。
[老人から若者への政権交代]
◎突如湧き起こった気持ちとは、本当に起こるべきは、「自民党から民主党への政権交代」ではなく、「老人から若者への政権交代」である。すべきはこれなんだ。世代維新なんだ。この考えを得て、私の気持ちはすっきりした。
[若者対老人の対決]
アメリカでは、大統領選挙に関して、やはり、「若者対老人の対決」、オバマ氏(47歳)とマケイン氏(72歳)の対決、「古いアメリカから新しいアメリカへのチェンジ」である。ということで、私はオバマ氏に肩入れする。
注)千葉市長選や神奈川県横須賀市長選で30歳代の若い市長が誕(2009/07/04付記)。
[チェンジ]
◎「チェンジ、CHANGE」といえば、木村拓哉主演ドラマでの朝倉総理大臣を思い出す。これもやはり老人政治から若者政治への転換をテーマとしていた(偏見的自説ですが)。このドラマでも、若者政治への変革を暗示していた。
[若者革命]
◎ということで、私は、政治家の中から、「若者革命」、が勃発するのを期待する。心の中で描いているのは、石原伸晃政調会長(51歳)である。小池百合子氏(56歳)ではギリギリか。若者革命、下克上、クーデター、若者一揆。討って出でよ、織田信長
注)石破茂前防衛相(51歳)や山本一太参院議員(50歳)、棚橋泰文元科学技術担当相(45歳)も出馬に向けた意欲。
[民主党はだらしない]
◎それに引き替え、民主党はだらしなかった。小沢代表(66歳)に楯突く若者が一人も現れなかった。岡田克也氏(55歳)、前原誠司氏(46歳)はどうしたんだ。
[老人政治からの脱却]
◎所で、私には、何故ああも麻生幹事長(68歳)に人気があるのか全く解せない。福田康夫首相は72歳である。麻生氏では日本は変わらない。老人による政治支配からの脱却を目指せ。
[自民党民主党との対決ではない]
◎だから、自民党民主党との対決を問題になどすべきではなく、本当は若者(といっても40代までを含む)と老人との対決と見るべきなんだ。それこそが日本を変える源泉となれる。それを軸に政治世界が展開することを期待する。
[政界が二分]
◎もしかすれば、総選挙後、老人による政治と若者による政治へと政界が二分するかも知れない、自民党民主党とに分かれるのではなく。まあ、これは私の希望的観測ではあるのだが。
[老人と企業とに視線]
◎そう思うのは、今の政治を福田首相は国民目線と言うけれども、実際には老人と企業とにしか視線が注がれていない。どれほど、子ども、特に教育面において、が放っておかれているか。雇用面でも悲惨な状況にある。結婚もできない若者がどれほどいることか。政治があまりにも企業サイドにすり寄りすぎるからだ。
[老人世代へ向けての支援]
◎はっきり言って、日本にこれだけ借金が積み上がったのは、老人世代へ向けての支援のためである。票を見返りにくれる人間や組織にだけ金がばらまかれた。若者や女性に向けた支援は申し訳程度である。
[日本を再生できるのは若者や女性]
◎しかし、実際には、日本を再生できるのは、冷遇されている若者や女性である。だから、若者よ、女性よ、今こそ立ち上がれ。自分たちの未来を自分たちで創るんだという意思表示をすべき時である。