真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

橋下知事は「自由の女神」か「大塩平八郎」か

今日は、優雅にというか、芸術的にというか、歴史的にというか、そのような出来事や作品をお遊び気分で取り上げたい。ご容赦を。

実はこのような形式を取ったのは、橋下大阪府知事は、この先どうなろうとしているのかを考えたかったからである。
彼は「自由の女神」になろうとしているのだろうか。
自由の女神と言えば、たいていの方は、下の写真を思い浮かべられるでしょう。ちなみに、Googleのイメージ検索「自由の女神」で調べると、大半が、アメリカの自由の女神像であった。

私は、どちらかと言えば、ドラクロアの上の絵画で「民衆を導く自由の女神」(fromWikipedia)の方を思い浮かべる。
この絵画の「フランス7月革命」で民衆を率いる自由の女神のように、橋下知事は、我を忘れて、民衆(府民や国民)の先頭に立つ存在になれるのか。
なお、自由の女神は、実在の人物ではなく、「フランス共和国を象徴する女性像、もしくはフランス共和国の擬人化されたイメージ」(fromWikipedia)である。
あるいは、「大塩平八郎の乱」(fromWikipedia)の「大塩平八郎」に終わるのか。なお、「大塩平八郎」(fromWikipedia)については、

江戸時代の天保8年(1837年)に、大坂(現大阪府)で大坂町奉行所の元与力大塩平八郎(中斎)とその門人らが起こした江戸幕府に対する反乱である。
大塩の挙兵は失敗に終わったものの、幕府の役人だった大塩が反乱を起こしたことは、江戸幕府の要人達に、また幕政に不満を持つ民衆達に大きな衝撃を与えた。 この乱後に全国で同様の乱が頻発
さらには、「加藤の乱」(fromWikipedia)に過ぎないのか。
2000年11月に第2次森内閣打倒を目指して与党・自由民主党加藤紘一山崎拓らが起こした一連の倒閣運動。いわゆる森おろしである。別名は加藤政局・YK革命。党幹事長の野中広務による党内引き締めにより、加藤の意図は失敗したが、翌年春の自民党総裁選での小泉純一郎当選への布石となった。
ただ懸念するのは、彼が府政を途中で放り出して、国政に走ることである。それでは、府政を撹拌しただけに終わってしまう。その場合でも、その跡継ぎを据えてからにして欲しいものである。
日本は今、中央でも、地方でも、穏やかならぬ空気がただよっている。その空気は、遅くとも今年9月までには、一変している可能性が高い。明治維新のような、新しい日本の夜明けが来ることを強く願っている。