真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

本を電子出版するまでの経過の説明

[集中力を理論する実践する」本を電子出版]
◎今回、「集中力を理論する実践する」という本を電子出版した。2009/04/27のブログ記事「「集中力を理論する実践する」を電子出版しました」ではそのことを紹介したが。
注)今回電子出版した本=「集中力を理論する実践する」
[知りたかった理論で出会えず]
◎その中で少し説明したが、「集中力」について知りたいと、その言葉(キーワード)で本を検索してみた結果、釣り上がった著書を何冊も読んでみた。でも、どの本にも、私が知りたかった、理論的な内容はほとんど書かれていなかった。
[では自分で]
◎今回、「集中力を理論する実践する」を書こうとした動機は、「集中力」について理論的にまとめた本を読みたかったが、それを見つけることができなかったからである。「では自分で」となったわけである。
[情報資料を集めて筋書きを作る]
◎私は、研究者ではないので、自ら研究した結果を公表するわけではない。だから、私が書くといっても、さまざまな人々が今までに書いた論文、著書などなどから情報、資料を集めて、それを「集中力」というテーマの元に統合させて、筋書きを作ることであった。
[本とネット内が情報の入手先]
◎その情報を集める方向は二つ。本とネット内の情報である。本は、図書館(蔵書数において日本最大の公共図書館:大阪府立中央図書館)の蔵書検索で、「集中力」や「脳」などで釣り上がった本から20冊以上を借りて読んだ。
[欲しい情報を集めた]
◎それと、ネット内にある情報の海から、検索して(ググって)欲しい情報を集めた。図書館にある本からは、欲しい情報がかなりたくさん得られて満足した。
[ネット内からプロ研究者の論文的情報]
◎しかし、ネット内からは、すこし専門的な内容になると、プロの研究者による論文的な情報がほとんどであった。論文的な情報は少なからずあった。多くが、「PDF」形式で表示されていて、読みづらく、引用するのも不便であった。
[子引用や孫引用]
◎プロの研究者以外のサイトや情報では、論文から写し取ったり、引用からの子引用だったり、孫引用だったりで、ほとんどほしいと思えるような情報には出会わなかった。といっても、もちろんゼロではなかったが。
[10kgの米袋から一握りの米]
◎逆に、プロの研究者による論文は、結論へ至る過程を事細かに詳細に流してゆく。私にとって、ほしいのはその結果の部分「で、その結論は??!!」だけである。だから、プロの研究者の一冊の著書からは、ほしい情報がほんの少ししか得られない、10kgの米袋から一握りの米を取り出す感じである。
[プロ研究者は細分情報を扱う]
◎そして、そのようなプロの研究者は、階層レベルの高いテーマはほとんど扱わないので、「集中力」などのテーマを扱った著書にはお目にかかれない。
[集大成的な本に出会うと]
◎といっても、研究者が、長年の研究の集大成的な本を出されて、そこでは、割合階層の高いテーマで書かれていることがある。そんな、本に出会ったときには、大漁が見込める。
[理論的な本を書いてみる]
◎というような状況で、自分で情報を集めて、「集中力」に関する、主に理論的な本を書いてみようと考えた。
[集めた情報は100を超える]
◎そのようにして集めた情報は、優に100(たぶん、もっともっと多いと思う)を超えている。これを一筋の河の流れのように、編み上げてゆくのである。それについては、"Xmind"というマインドマップを使った。
注)下に"Xmind"で、情報を並べた図を示した。
[情報を並べて一覧表示]
◎"Xmind"で、情報を並べて一覧表示した。それぞれ個々の情報の関係を見ながら、それらをまとめて一つの章として、という風に章立てし、粗筋を考えた。それを"OpenOffice"の"Writer"へ流し込み、一本の流れへと編み込んだ。
[継ぎ足せる情報を求めて]
◎流れがうまく作り出せない場合には、そこへうまく継ぎ足せる情報を求めて、図書館とネットへと足を向けた。そのようにして、出来上がったのが、「集中力を理論する実践する」という本である。
[私の原稿を出版する出版社はない]
◎本といっても、素人の私の原稿を、紙の本にして出版してくれる奇特な出版社はない。もちろん、100万円ほどをこちらから渡せば、どこの出版社でも喜んで出版はしてくれるのだが。
[電子出版の出版社]
◎ということで、私が今まで何冊も電子出版してくれた出版社に出展を申し込んだ。そこは、出版費用も、出展費用もすべて無料である。ただし、条件としては、定価の半額を召し上げられる。