真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

安倍政権の運気に陰りは靖国神社参拝(12月26日)から

水説:潮目変化の予感=倉重篤郎 - 毎日新聞(2014/03/19)
「運もまた実力のうち、というのが政治の世界であるが、安倍晋三政権の運気に陰りが出てきた。」
1)ウクライナ問題。日本は米露両国のどちらにつくか、踏み絵を迫られた。
安倍政権は、アメリカにも気を使い、かつロシアにも気を使う、二重拘束状態である。
クリミア独立承認:日本も対露制裁決定 - 毎日新聞
「クリミア問題を巡り、日本がロシアへの制裁に踏み切るのは初めて。追加制裁を既に発表している欧米諸国と歩調を合わせた形だが、経済制裁には踏み込まず、欧米との開きが際立った」
2)慰安婦をめぐる河野談話。その事実関係を疑問視して再調査という指示を出しながら、談話そのものは米国の強い意向により見直さないと言明するチグハグ対応。
首相、「河野談話」見直さず 参院予算委で明言:日本経済新聞(2014/3/14)
安倍政権は、右側にも気を使い、アメリカにも気を使う、二重拘束状態である。
最初の猪突猛進的安倍政権は、今や「右顧左眄」「右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること」。
「右顧左眄」は、リーダーとしては失格に近い弱腰である。外からも、下からも、軽蔑と失笑と失望とを誘い出す。また、最大の必須事項の信頼を崩す。安倍晋三氏の「またか」が始まるのか。
3)安倍内閣支持率、5割切るケース増える : J-CASTニュース(2014/03/17)
時事通信が2014年3月7〜10日に行った調査では、安倍内閣の支持率は前月に比べて5.6ポイント減の48.1%。不支持率は3.8ポイント増の30.6%。
日本テレビ系ニュース「NNN」が14〜16日にかけて行った調査では、支持率は前月比2.8ポイント減の49.0%。不支持は0.4ポイント増の30.3%。
読売新聞やNHK、フジテレビ系ニュース「新報道2001」では、支持率が5割を超えており、それぞれ59%、51%、56.8%。
注)読売新聞、産経新聞とフジテレビ系列は、最も保守的な色の強い会社と見られており、また、もはやNHKも中立とはいえないのではないか。
4)【春闘】賃上げ率はリーマン・ショック後最高に(2014/03/13)
給与総額で1%が達成できそうな情勢。だが、3%の物価上昇と1%の賃上げでは、1人当たりの実質所得は2%のマイナス。
5)東京新聞:集団的自衛権 自民が総務懇 解釈改憲 異論相次ぐ:政治(TOKYO Web)(2014/03/18)
国会や党内論議を深めないまま憲法解釈を変更する方針に異論や苦言が続出。
いよいよ身内からも批判―「最高責任者は私です」総理発言に「何をしても良いのか」党内から異論 ほんとうがいちばん/ウェブリブログ(2014/02/14)
6)靖国神社首相参拝に対するアメリカ政府の「失望」声明と安倍政権 | 東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解くーPast and Present
12月26日の安倍首相の靖国神社参拝。
アメリカ政府の「失望」声明。この辺りが、安倍晋三政権の運気に陰りの伏線になっているのではないか。
7)NHK経営委員長谷川三千子氏の資質 学級崩壊状態のNHK 安倍総理のお友達人事の末路
NHK経営委員の百田氏が東京都知事選挙で田母神候補の応援演説の際に暴言。
従軍慰安婦「どこの国にも」 韓国の補償要求を疑問視 NHK新会長、後で取り消し:朝日新聞デジタル
NHK新会長の籾井勝人(もみいかつと)氏は1月25日、就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた。
この辺りで、安倍晋三政権の運気に陰りの伏線状況から表面化へ。
東京新聞:NHK籾井会長、理事辞表預かる 人事権強調:社会(TOKYO Web)(2014年2月22日)
NHKまたまた「お仲間人事」関連会社調査委に安倍・籾井ラインの弁護士 : J-CASTテレビウォッチ(2014/03/19)
2月、3月は、もう安倍内閣のグタグタ続き、グタグタのオンパレード。
先手必勝は、相手を守りに専守させるが、一旦ほころびが出ると、守りに力を入れなかった分、修復に忙殺されてしまう。これが運気の潮目。