真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

マイクロソフトは何が何でもヤフーを買収する

[マイクロソフトはヤフーを買収する]
マイクロソフトは、決死の覚悟で何が何でも、ヤフーを買収しようとしている。何故こんなに巨大な企業ヤフーを獲得しようとするのだろうか。
参考資料1)→「マイクロソフトはヤフーの買収で何を狙う?」=From"CNET Japan - 2008年2月1日”
参考資料2)→「マイクロソフト、ヤフーの買収を断念」(from日経BP社:2008年5月4日)
参考資料3)→「ヤフーの“焦土作戦”をマイクロソフトは予測していたか?」(fromNBonline)

マイクロソフトが委任状争奪など敵対的手段に訴えなかった最大の理由はヤフーの“焦土作戦”にあった。
ヤフーがグーグルとの正式提携を示唆したことがマイクロソフトに買収を断念させた理由
参考資料4)→「「マイクロソフトは諦めていない」ヤフー買収策を言い当てたブロガーが指摘」(from日経BP社)
[グーグルに抱く恐怖心]
◎最大の理由は、巨人マイクロソフトが、グーグルに抱いている恐怖心に近い危機感である。
[最も影響力のあるブランド]
◎何故なのか。米リサーチ会社が選んだ今年(2007年度)の「最も影響力のあるブランド」として、グーグルが1位に選ばれている。もはやグーグルが不動の一位の座に着こうとしている。
[無料の検索で始まった]
◎グーグルはマイクロソフトの懐(Windows普及によるネットの普及)の中でスタートした。そのサービスは、無料の検索エンジンから始まった。マイクロソフトにとってはほんの赤ん坊でしかなかった。
[アレグザンダー大王のように]
◎しかし、検索エンジンで大成功したグーグルは、アレグザンダー大王(古代マケドニア王国)のように、今やネット上で表計算ワープロの文書作成(StarSuite)など十数種類のソフトが無料で利用ができるほどに領土の拡大を実現してきた。
[ネットに接続するだけでよい]
◎その結果、パソコンに高価なソフトをインストールしてこなしていた作業が、ネットに接続するだけで、ブラウザがありさえすれば、可能になりつつある。
[急速に成長拡大]
◎そのことによって、グーグルは、個人相手から、企業内システムをも手がけ、その分野でも、急速に成長拡大している。
[ソフトからサービスへ軸足移動]
◎今までの、パソコン上でソフトを動かす、高価なソフトを売りつけるマイクロソフト方式は完全に行き詰まってきた。中心がソフトからサービスへと完全に軸足を移した。
[ネット上でサービス提供のグーグル方式]
◎今では、更にこれからはますます、ネット上でサービスを提供するグーグル方式が主流を占める。他のソフト企業も、ソフト販売から、ソフトの維持管理(メンテナンス)サービス業へと変貌しつつある。
[今訪れている第三世代の大黒柱]
◎このように、IT業界では、第一世代の主役はコンピューター製造のIBM社が果たした。その後に訪れた第二世代は、ソフト製造のマイクロソフト社が中心に座った。さらに今訪れている第三世代の大黒柱が情報サービス提供社グーグルである。
[コンテンツを作らせる情報サービス提供]
◎ソフトを買わせるマイクロソフト社が中心時代から、ソフトを提供して、それを利用してのコンテンツを作らせる情報サービス提供社グーグル時代へと大きく変貌している。
[ヤフーを買収する目的]
◎グーグルを最大の敵とする、マイクロソフトが、ヤフーを買収する目的の一つは、ヤフーをグーグルの傘下に収めさせないためである。それと同時に、情報サービス提供社ヤフーが持つ集客力のあるコンテンツである。
[自分の駒と相手の駒と中立の駒]
◎いまは、IT業界の将棋を指しているのは、マイクロソフトとグーグルの二強である。彼らには、自分の駒と、相手の駒と、中立の駒との三色がある。
[次々に買収]
◎グーグルは、YouTubeで証明したように、コンテンツを持つ企業や、ソフトを持つ企業を、次々に買収することで、さまざまな分野に進出して領土拡大を図っている。
[関ヶ原の戦いとなるのか]
◎日本の戦国時代のように、これが関ヶ原の戦いとなるのだろうか。グーグルの方は、いまやケータイ分野に、「アンドロイド」を放っての進出を目指している。