真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

炎上中のDaiGo氏について、個人的感想

私は、以前、DaiGo氏の話を読んで、凄く能力のある人物だなと感心した。 だが、今回の彼の問題を含んだ意見を読んで、幻滅した。 彼は、高い人気によって、高揚して、のぼせて高みに登って、上から目線が常態化してしまったのだろうか。 更には、いろんな人…

NHKテレビ番組100分de名著、ボーヴォワールの「老い」の四回目を視聴しての感想

一回目は、老人の価値は社会が固定観念的に与えて来た。個々の老人を見ないで、集団として一律に価値評価して来た。これは差別と同じ根っこである。という内容だった。 二回目は、時代は老人を老いてけぼりにする。老人は時代の流れについていけない。日本国…

NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の三回目を視聴しての感想

参考1)「NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の一回目を視聴しての感想」 参考2)「NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想」 今回は「老い」の三回目、「性」である。私は、間もなく、73歳になろうとしているが、やはり、今でも性欲はあ…

NHKの番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想

参考)「NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想」 NHKの番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想。 一回目のテーマは、「老人についても、社会は老人の存在価値を決めている」であった。 二回目のテーマ…

NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想

NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想。 先ずは作家紹介。 シモーヌ・ド・ボーヴォワール は、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニスト理論家、活動家である。 「第二の性」(1949)を描いた人物でもある。女…

NHKの番組100分de名著」「華氏451度」の四回目を視聴しての感想

参考)「NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想」 私は、前回の三回目への感想で、この著書のテーマは「時間の加速化」だと述べた。 四回目を視聴して、やはりテーマは時間の加速化だと再確認した。 人々は、時代の変化の速度に追いつけなくて、刹那…

NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想

NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想。 華氏451度は、レイ・ブラッドベリによって1953年に書かれたSF小説。華氏451度は、本が燃え出す温度。 実は、1回目、2回目を視聴して、内容がよくわからなかったし、それ故に、おもしろ味を感じなかった…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の四回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の四回目を視聴しての感想。 論語(規制:公益)と算盤(自由:私益)をどう折り合わせていくか。 ◎西田幾多郎は、矛盾的自己同一と言った。宇宙は、対立する矛盾が背中合わせに成っている。 ◎弁証法は…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想。 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の一回目を視聴しての感想。」 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の二…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の二回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の二回目を視聴しての感想。 今回のテーマは、「信用」。ということで、私は、この自分のブログで書いて来た864本の記事の中で、信用という言葉を用いた本数を調べてみた。31本あった。 所で、信用…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の一回目を見ての感想。

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の一回目を見ての感想。 渋沢栄一と聞いて、大河ドラマの宣伝か~、と感じてがっかりした。でも気を取り直して、視聴した。 渋沢栄一は、江戸幕府が衰退した大きな理由を、世襲制にあると捉えていた。…

「結婚できない男」の最終回を見ての感想

テレビ番組、「結婚できない男」の最終回を見ての感想。 今回は再放送番組を見たが、初回版も見た。今日最終回を見た。 夏川結衣は、結婚を匂わされ、嬉しさに涙したが、直後にストンと梯子を外されて、心が折れる姿を見て、こちらも涙した。 結衣が、あなたと…

メタ認知って、何なのだろうか?

実行機能、認知機能、メタ認知機能。 AIは、ある意味、メタ認知機能を担っているように思う。 では、メタ認知って、何なのだろうか? メタ認知とは、自分の認知活動を客観的にとらえる、つまり、自らの認知を更に上位からモニターする認知行為である。 産ま…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の四回目、池田晶子の「14歳からの哲学」を視聴しての感想。

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の四回目、池田晶子の「14歳からの哲学」を視聴しての感想。 参考1)「「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」」 参考2)「NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回…

「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」を視聴しての感想。 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」」 参考)「100分de名著、寺田寅彦の「天災と日本人」。」 …

5歳児餓死事件とメタ認知

「5歳児餓死 幸せな家庭「ママ友」で暗転 関係次々に断たれ…」 この事件についての感想。 メタ認知という言葉がある。ある状況よりも一段高い階層の視点。より広い視野。を意味する。 例えば、夢。夢を現実と感じて、内容に怖がる、喜ぶ。それはメタ認知が働か…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」を視聴しての感想。 柳田国男は、民俗学者で、名も無き人々の生き様を描いた。日本人の深層の心は、「先祖達は、生者の傍にいて、常に見守っている存在」として捉える。 実は、私…

100分de名著、寺田寅彦の「天災と日本人」。

NHKのテレビ番組、100分de名著。 今までは、一冊を四回に分けて解説されて来たが、今回は、一回で一冊を解説。 一回目は、寺田寅彦の「天災と日本人」。 ということで、それを視聴しての感想。 自然の中に生きて来た人間、特に日本人はそうだった。だが、西洋…

安倍政権が長期間にわたった結果の弊害が

「農水次官ら数人、25日にも処分 鶏卵大手との会食同席」 「東北新社だけ特別扱い 理由は「分からない」 総務省幹部処分でも消えない疑念」 安倍政権が長期間にわたった結果の弊害が、あちらこちらから湧き出してきた。 政権内部にも、 政権(本来はそうではない…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「黒い皮膚、白い仮面」の4回目を見ての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、「黒い皮膚、白い仮面」の4回目を見ての感想。 参考)「100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の一回目を見ての感想」 参考)「NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想」 参考)「100分de名著、「黒い肌 白い仮面」…

100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の三回目を見ての感想

参考)「2021-02-10 NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想 参考)「100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の一回目を見ての感想」 この本の著者は、黒人だが、自分はフランス人だという意識で生きて来たのに、ある日、黒人だ!怖いと言わ…

NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想

NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想。 差別は、受け継がれて行く。子供達は、幼い頃から、親や社会で、行われている差別的言動を、肌感覚として、五感を通じて無意識裏に自動的に取り込んで行く。 それを、教育は、意識的に…

100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の一回目を見ての感想

黒い皮膚・白い仮面 【新装版】作者:フランツ・ファノン発売日: 2020/08/08メディア: 単行本「NHK/100分de名著」を見ての感想。 今日は、100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の一回目を見ての感想を書きたい。 これは、差別を体験した黒人(黒い肌の人物)の体験談的…

NHKの「100分de名著」で、「資本論」を取り上げている

NHKの「100分de名著」で、「資本論」を取り上げている。この番組は、4回完結方式である。 その一回目を見ての感想を、私の別のブログで述べた。 「資本論と資本主義と共有主義(シェアリングエコノミー)と」 そして二回目を、そのブログで、「NHKの番組、100分de名著…

NHKの番組、100分de名著、「資本論」の二回目を見ての感想

NHKの番組、100分de名著、「資本論」の二回目を見ての感想。 資本とは、「価値増殖の運動」、だという。そこから、私なりの解釈。 資本主義以前には、労働の中心に人がいた。 しかし、産業革命によって、労働の中心には、人ではなく、機械、設備、システムが居座…

資本論と資本主義と共有主義(シェアリングエコノミー)と

NHKの「100分de名著」で、「資本論」を取り上げていた。 私は、資本主義の矛盾が大きくなり過ぎて、共有主義(シェアリングエコノミー)に移行しつつある、とみている。番組で、資本論を見ていて、その共有主義を思い浮かべた。 資本論では、富と商品を区別してい…

「山にドングリを」と実践している人と生態系破壊

「クマのために「山にドングリを」 論争呼ぶクラウドファンディング」から引用。 生態系を乱すは「現実とは違う空想のお話で、ヒステリックに騒いで炎上しているだけ。(批判する人の中では)『日本の山は豊かな山であるのに、それを破壊しようとしている』とい…

アフォーダンス、社会資源、文化資本と問題意識

「学校指導の最重要項目として、社会資源の活用を掲げるべきだ」からの引用。 「社会資源とは、人々の生活上生まれてくる問題の解決の目的に使われる、さまざまなの施設、制度、機関、知識や技術などの物的、ならびに人的資源の総称」である。 この定義から、ア…

100分de名著、「ブルデューのディスタンクシオン」を見て

「ブルデュー、ディスタンクシオン」 NHKのテレビ番組、「100分de名著」「ブルデュー『ディスタンクシオン』」のパート3を「に見た。 ちなみに、著者、ピエール・ブルデューは、フランスの社会学者、哲学者。コレージュ・ド・フランス名誉教授。哲学から文学理…

知ると気づくとの違い、その二

私は、以前(2016/02/09)、私のこのブクロで 「知ると気づくの違いはなんだろうか」、という記事を書いた。そこからの引用。 「気づくには、すでに自分の中にある記憶、体験などを再点検、再評価、再認識などをすることである。 それに対して、知るとは、単に、…